こんにちわ!
中川龍です!
「カルカソンヌを3年ぶりに復活して思い出した、勝利をつかむために必要なマインド」の話をします。
そもそも中川龍ってだれよ?
カルカソンヌ活動は3年ぶりなので僕のことを知らない人もいるかもしれないので簡単に解説しておくと、
過去のカルカソンヌ日本選手権で
2012:3位!
2014:4位!
2015:2位!
2016:7位!
をとったことがある人です!
優勝以外、2〜4位は全てコンプリートしました!笑
2016年を最後に仕事が忙しくなってカルカソンヌから引退していましたが、2019年からお仕事がひと段落したのでカルカソンヌ復活しました!
よろしくね!!!!!!
復活するも、ブランクがあってなかなか勝負カンが取り戻せない
というわけで今年は都内の予選会に行きまくってるんですが、これがもうなかなか勝てなくてけっこう辛かったです!
いや、それなりには勝つんですよ。
だいたいどの予選会に参加しても2〜3位には入る。
でも、「今日は上位1人だけが本戦権をゲットしますー!」みたいなところでは必ず2位をとるし、「今日は上位2人が本戦権をゲットできますよー♪」みたいなところでは必ず3位をとる。あと1位の壁が超えられない。
でも「こういう時はとにかく場数をこなして、自分を検証し続けるしかねえ!」と思ったので、とりあえず都内の予選会は全部参加しようと思ってあっちこっちジプシーしまくってました。
そんなこんなで頑張っていたら、
先日ある日、頭にふとこんな言葉が降りてきました。
昨日ふと気付いたの
負ける時の自分は、頭の中でずっと負ける理由を探してるなって
この人には勝てたことないから負けるかもとか
ここで点差つけられたから負けるかもとかだから今日はどんなに逆境になっても負ける理由探しはやめて勝てる理由探しをしようと思ったの。
そしたらめっちゃ勝てた— 中川龍@カルカソンヌ垢 (@dshocker_Carcas) 2019年6月16日
抽象的すぎて何を言ってるかさっぱりわからないかもしれないが、あとで詳しく説明するんで待ってくれな!
とりあえずこれに気付いた瞬間、自分の中でのいろんな忘れていたことが思い出され、覚醒し、「あ、これはいける」と感じました。
そしてその翌日、6/16「ずっと俺のターン昭島」の予選会に参加したんですが、
そこで見事に2位を獲得し、本戦参加券をゲットできました!!!!!!
よっしゃーーーー!!!!!!
なぜ急に勝てるようになったのか?
では、なぜ急に勝てるようになったのか。
その答えは簡単で、「勝てると信じること」を徹底したからです。
予選会にあっちこっち参加して、その結果を後から自分なりに反省したとき、全ての負け試合において「ここをこうすれば逆転の目がまだあったじゃん」みたいなのがけっこうあったんですね。
でも、試合をやっているその瞬間は、まったく気づかなかった。
なぜか。
もう心が折れていたからだ。
ツイートでも書いた通り、負けてたときの自分は、自分の脳内でわざわざ「負ける理由」を探しまくってたんですよ。
「この人は打ち筋が的確だから勝てない気がする」とか
「ここで相手に運良く点差をつけられちゃったからもう巻き換えせない気がする」とか
実際には、
「その人は確かに打ち筋のレベルは高いかもしれないが、過去の大会実績からすれば僕のほうが格上なんだから勝てるはずだ」と解釈することもできるし
「ここで相手に運良く点差をつけられたかもしれないけど、これはあくまでも運でつけられた差にすぎないのだからこっちが的確に打っていれば必ず後から巻き返すことができるはず」と解釈することもできる。
同じ事象が、解釈の違いで「勝てる理由」にもなれば、「負ける理由」にもなる。
でも負けてる時の僕は、それを「負ける理由」として解釈していた。
つまりもう心が折れていた。絶望していた。諦めていた。この試合はどうせもう勝てないとおよび腰になっていた。
自分の中のそういう思考が負けを引き寄せていることに気付いたので、
「ずっと俺のターン昭島」では、
「どんな逆境でも、ここから俺が勝てる理由があるとすればそれはどこだ?」って考えることを徹底しました。
そしたらもう、ぜんぜん違う!
盤面から見えてくる情報量がびっくりするくらい違う!!!!!
こちらが死ぬほど運が悪くて、引きたいタイルがぜんぜん引けなくてミープルの回転率が悪くなり、点差をつけられてしまった試合でも、
「でもここから勝つとしたらどうすればいい?」と考えたら
思わぬ草原あいのりの一手が見えて、そこから逆転できた。
お名前は存じなかったけれども、めちゃくちゃ論理的で的確な打ち筋をされているお兄さんのときも、以前の僕ならそれだけですでにヒヨっていたと思うんだけど、その日は「彼は論理性が高そうだが、その分コミュ力が弱そうだ。無駄に独り言いいまくって圧かけまくれば崩せるな」と感じられた。
そしたらその通りになった。
ガワワさんという方ともぶつかった。
この方とは二週間前くらいに別の予選会でも戦ったんだけれども、そのときはこっちが絶不調だったのでボロクソに負けてしまった。
以前までの僕ならこれだけですでに「二週間前にも負けてるから今日も負けるんじゃないか」とひよっていたんだけれども、この日は「いや勝てる理由を探そう」と考えたら、相手のスキがやたらと見える。
おそらく後半戦だったので、もうガワワさんも疲れていたのだろう。
普段だったら絶対にやらなそうな動きばかりしていた。
勝てる理由を探していた僕には、そのことが気付ける。
だからそのスキを突く、突く、突きまくる!
最終的にミープル差がけっこうえぐいことになったのでそのまま押し切り。
そんなこんなで気付いたら5勝1敗で2位を獲得。
そのまま本戦出場権をゲットすることができました。
よっしゃー!
カルカソンヌ2位で本戦通過できたー😊 pic.twitter.com/RqNgn8w8iC
— 中川龍@カルカソンヌ垢 (@dshocker_Carcas) 2019年6月16日
ちなみに、センギアさんにだけは唯一負けてしまったんだけど、この人にだけは今思えばヒヨってしまったのだと思う!
後から盤面をふりかえってみると、ここでこんなことしなければよかったって箇所が2ヶ所もあった。
そこで崩れていなければまだまだ十分に逆転できたのに!
でもこれは経験値1として自分の中に蓄積されたので、次回こそはもう絶対にひよらずに、たんたんと勝てる理由を積み重ねていこうと思った!
っしゃ!
まとめ:カルカソンヌを3年ぶりに復活して思い出した、勝利をつかむために必要なマインド
というわけで話をまとめると、勝つために必要なことは「どんな状況にあろうと、相手がだれであろうと、でも自分には勝てる可能性があるはずだを前提に考え、最後まであきらめないことだよ!」って話でした。
なお、この話を聞いて「わかるわかる」と思える人は、僕と同じく自己内省が得意な人です。
それはつまり、「自分の内面にある声」「自分の中の無自覚な意思」「無意識」みたいなものと向き合うのが得意ってことです。
この話が、精神論で中身のない話に聞こえる人は、自己内省が不得意な人だと思います。
そういう人にとっては、ここまで書いた話は「人生に存在しない概念」だと思われますので、きっと意味がわからないでしょうから、他の方のテクニックを探しにいくことをおすすめします。
私から言えることは以上です!!!!!
読んでくれてどうもありがとう!!!!!!